Peach(ピーチ)は2017年3月で就航5周年を迎え、サイトではこれまでの歩みを振り返った記事を公開しています。
2012年3月、日本初のLCCとして関西国際空港を拠点とし、空飛ぶ電車をコンセプトに運航を開始したPeach。
関西国際空港を拠点にしたのは、首都圏よりアジアに1時間近いことも理由だったそうです。
当時は利用者が減っていたに関西国際空港も、現在では過去最高の人数が利用するようになりました。これは間違いなくPeachの影響がありますね。
大阪⇔札幌線、大阪⇔福岡線の2路線で運営を開始したPeachは、日本の航空史上最速のペースで就航路線を展開し、利用者数は累計1700万人以上に達します。
フーシアピンクを基調とした機体のデザインは女性に好評で、利用者の3割近くが20代~30代の女性となり、これまであまり飛行機に乗らなかった層に多く利用されています。
国内線と同時に国際線も就航路線を増やし、国際線は海外でも認知され、外国人搭乗比率は7割を超えます。
関西国際空港においては、アジアからのインバウンド旅客数が首都圏の主要空港と比べ飛躍的に伸びました。
Peachは2015年11月に「アジア太平洋地域 LCCオブザイヤ―」を北東アジアのLCCとして初めて受賞。空飛ぶ電車のコンセプトで日帰りの海外旅行を企画するなど、新しい旅のスタイルも生み出しています。
今後も電車のように日常使いされ、他のエアラインにない独自性のあるLCCを目指すとしています。