成田国際空港は2017年3月15日、イギリスSKYTRAX社による格付けにおいて、「World’s Best Low – Cost Terminal(LCCに特化した旅客ターミナルの施設・サービスが対象)」部門で1位を獲得しました。
こちらは昨年に引き続き2年連続の世界1位です。
受賞したのは成田国際空港のLCC専用ターミナルである第3ターミナルです。
2015年4月にオープンした第3ターミナルは、ローコストでありながら機能性や快適性を備えた施設。陸上競技場のような床面デザインは誘導を分かりやすくし、座り心地やデザイン性に優れたソファーなどの家具は滞在を快適にします。
2016年11月には第2ターミナルと第3ターミナルを結ぶ連絡バスのルートが変更され、移動時間が約11分から約4分に短縮されました。成田国際空港では今後も更なるサービスの向上を図るとしています。
ちなみに「Best Low-Cost Airline Terminals」のその他の結果ですが、
2位は、関西国際空港第2ターミナル
3位は、クアラルンプール空港LCCターミナル
4位は、メルボルン空港第4ターミナル
5位は、ロンドン・スタンステッド空港
6位は、ブリュッセル・シャルルロワ空港
7位は、イースト・ミッドランズ国際空港
8位は、ミランベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港
9位は、ロンドン・ルートン空港
10位は、ベルリン・シェーネフェルト空港
でした。
LCCが盛んなヨーロッパの空港を抑えて日本の空港が1・2位を獲得しているのはすごいですね。SKYTRAX社による世界航空会社調査は、航空業界で最も権威ある調査とされています。