JALは本日2018年5月14日、新たな中長距離LCCを設立して2020年の夏期に就航する計画を発表しました。
このLCCは、成田国際空港を拠点としてアジア・欧米などの中長距離国際線に就航する予定です。
JALは現在ジェットスター・ジャパンの親会社となっており、日本国内線などの近距離はこちらにまかせ、欧米など中長距離路線を新たなLCCで運航していくとしています。
ビジネスモデルとしてはフルサービスよりも座席数を増やし、機材の稼働を高めることでLCCらしいリーズナブルな運賃を提供するそうです。
使用される機材はボーイング787-8型機で、中・長距離向けの中型商業旅客機。
日本路線に就航しているLCCではジェットスターとスクートが使用しています。
※スクートの使用機材と座席配置はこちら
就航は少し先になりますが、ついにヨーロッパやアメリカにLCCで行けるようになりますね。
欧米路線の運航を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
これまでだとヨーロッパ路線の運賃は、安くても往復10万円ぐらい。
新たなLCCではどのぐらいの価格に設定されるか分かりませんが、きっとよりリーズナブルに設定され、人気のLCCとなるでしょう。
会社の設立時期は2018年7月に予定されています。