ピーチは2019年に受領する機材から、新しい座席を導入しています。
座席は快適性を向上させたドイツRECARO社の最新モデルで、あらかじめ15度傾いた状態で固定された「プレリクライニングシート」です。
シートはスリムな座席構造となっており、足元のスペースをこれまで以上に確保することができます。
今回、台湾から日本に向かう便でこの新しい座席を体験できました。
シートは本当に薄く、なおかつアームレストもコンパクトな作りなので、通常の席でも圧迫感が大幅に減っています。
・非常口横の座席
非常口横の座席はこれまでのシートでも足元が広くなっているので、スペース的には変わらない印象です。
・一番前の座席
一番前の座席も元々足元が広くなっているので、同様にスペース的には変わらない印象です。
シート背面。
テーブルや収納ネットは綺麗にまとめられ、スッキリとしたデザインです。
テーブルはシートにぴたりとくっついており、手前には出ません。
サイズはコンパクトです。
背もたれがこれだけ薄いと座り心地が悪そうですが、そんなことはなく、これまでのシート同様かそれ以上に快適です。
さすが人間工学に基づいたシートですね。
シートはあらかじめ15度に固定されてリクライニング機能がないので、前の人に倒される心配がありません。
また、スリムな座席構造で足元のスペースがこれまで以上に広くなっています。
これで座り心地も良いとくれば、文句のつけようがありませんね。
このシートだけでもピーチに乗りたくなります。