国土交通省が平成28年10~12月分の特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報を公開しました。
その中からLCCの遅延率・欠航率です。
■遅延率
※APJ=ピーチ、JJP=ジェットスター、VNL=バニラエア、SJO=春秋航空日本
各LCCの遅延率は、ピーチが22.83%、ジェットスターが18.26%、バニラエアが18.99%、春秋航空日本が25.15%。
7〜9月の時と比べるとジェットスターは減り、それ以外は増えました。特に春秋航空日本はかなり増えています。全体的に見るとLCCの遅延が多いです。
※遅延率・欠航率は各社就航している路線が違うので、参考程度に見た方が良いです。
(夏期は沖縄方面で台風の影響を受けやすく、冬季は北国方面で雪の影響を受けやすい)
■欠航率
※APJ=ピーチ、JJP=ジェットスター、VNL=バニラエア、SJO=春秋航空日本
各LCCの欠航率は、ピーチが1.36%、ジェットスターが2.37%、バニラエアが3.75%、春秋航空日本が1.03%。
7〜9月の時と比べると春秋航空日本が減り、それ以外は若干増えています。ピーチと春秋航空日本の欠航率は大手と変わりませんでした。
今回の統計では、ピーチと春秋航空日本は機材繰りの影響で遅延が多かったですが、欠航は少ない結果となりました。
バニラエアは天候の影響で欠航が多くなっています。
(参考=国土交通省)